対話
私は現在八戸支店というところで支店長を務めております。日頃は収支の管理やコンプライアンスチェック、安全管理、人材育成を主な任務としています。
私が会社に入社した頃、社名は三八五流通ではなく三八五貨物の時代でした。本社の経営企画課に配属され、運輸省(現国交省)に提出する資料を作成したりしていました。本社に4年ほど勤務した後、岩手に新しい事業所ができるという事で異動となりました。プロジェクトとしては0から立ち上げということではなく、他の会社で運営していた拠点を当社で引き継ぐという形態でしたので、既に従業員の方が40人から50人いて、会社の方針を浸透させるのに非常に苦労したのを憶えています。私がその当時心掛けていたことは従業員一人一人と対話することです。大勢の前で話しかけるのではなく、談話室などでじっくり相手の話を聞きます。そうする事で相手と自然と打ち解けることもできますし、相対する関係から共に前を向く関係になれると私は思います。岩手で勤務した後、秋田でも同様のプロジェクトに着任したのですが、その時も元からいる従業員の方たちとの対話を欠かしませんでした。周りの人からは話を聞き過ぎだと言われることもありますが、私が最も重視している部分でもあるので、これからもこの姿勢を貫いていきたいと思ってます。